小論文勉強法 Sai

小論文

基本は、文章を書けることと知識の量をつけることです。

基本参考書は、①必修小論文90日 藤田修一 駿台文庫
          ②酒井の小論文(思索の森へ) 酒井敏行 代々木ライブラリー
この2冊の後は、志望別に変わっていきます。

①必修小論文90日
 国語の勉強を終えたという前提ですすめます。

理由は、文章というものは、好い文を真似する事によって、自分の文章というものが確立していくからです。
その時、文をきちんと読み、分析できる能力がないと、文を形で理解できないからです。
よって、国語は、必ず終わらせておいてください。

院生が、先生の指導を受けていくときに、先生の教え、著作物を繰り返し触れることによって、
自然と先生の文体に似ていくといいます。私の場合、真面目でなかった為か似ていませんが・・・・・(爆)。

(1)つまり、小論文は、さまざまな名文をまねしていくうちに、
  文の形、論理展開などを自己消化して、書けるようになっていくのです。
本文にも『条件付の名文を暗誦するほどに何度も読むことによって、優れた文章というものがわかってる』といっています。

(2)次に、名文と対照しつつ、小論文を題材にした悪文を比較することによって、悪文の原因を確認します。

(3)最後に、悪文の課題について、自分で作文していく。

この作業をすることによって、小論文の基本が学べるようになっています。

しかし、この本は、幻の名著になっているので、手に入れるのは、なかなか難しい。

②酒井の小論文(思索の森へ)
国語で述べましたが、論理の展開の仕方を、ミラクルアイランドで学んでから、必修小論文90日と同じ方法で学びます。

(1)まずは、酒井先生の文を、国語で学んだ方法で、熟読して、文を分析して論理の展開を学びます。
  キーワードで、文をつないでいき、イイタイコト(主題)を理解します。

そうしたら、小論文の書き方は、酒井先生のノウハウというかたちで示してあります。
つまり、いろいろな角度で小論文が書けるようになるコツが書いてありますので、
1章を何回も熟読してください。

(2)2章は、テーマ別になっているので、実践の講義が2文あるので、必修小論文90日と同じような方法で、学んでください。

(3)3章は、テーマ別になっているので、まずは、同じように熟読して、
  酒井先生の小論文の書き方を12編パターン別であります。
これを繰り返してください。

終わった頃には、『自分の小論文の形式が、ある程度確立してきた』と感じるはずです。

③過去問題研究
過去問題に対して、自分で予想問題を設定して文章を書いてください。

文章のパターンの引き出しも増え、
面接のときにもこの自分の文章は、論理だててあるわけですから、多いに役に立ち、
受験で勝ち残る大きな武器になるはずです。

そして、本番の試験で、自分の文のパーターンに持ってこれれば、大丈夫でしょう。
小論文の文章の奥義は、後ほど示します。