中学英語
塾では、我々日本人が幼い頃から使い続けて、母国語をマスターしたように、英語の勉強を進めます。
文法はどうするの・・・・といえば、たとえば、「現在完了形は、今と昔をいっぺんにいう方法・・・」とか、「名詞には、マークがないと、彼ら(英語圏の人)は非常に気になるので、必ず、『a,the,複数、所有格など』を必ずつけるとか」『関係代名詞は、後ろから前の名詞を説明する道具』くらいの感じで、かるく説明しながらすすめます。
①まずは、速読英単語(入門編)を構文を中心に分析して、文の区切りを鉛筆でマークして、
文型、接続詞、熟語、わからない単語など色分けを英文にしていきます。(色分けは、大学受験まで一貫性を持たせています。)
生徒は、次の会までに、見開きの単語の囲いの中にのっているところの赤の帯び色の単語と本文のわからない単語を覚えてきます。
このとき英文を読んだとき、意味が日本語でわかるまでにしておきます。(詳細は英文の読み方(自習のとき)へ)
次も同じようにしますが、単語の確認は、さかのぼって、始めのページからすべてをこなしておきます。
ランダムに単語の確認を行います。
入門編が終わって、だいたいの英文のイメージが入ったところで、文法を主に教えていきます。
なぜ、始めに英文法からじっくり教えないかというと、理由は、簡単にいって、母国語を習ったときに文法から学ばないし、いま我々は文法を意識して日本語を話さないからです。
『中学で英語を3年間学びますが、日本人で、英語でコミニケーションをある程度できる人がどれほどいるでしょうか。
周りを見回してもあまりいないと思うのでないでしょうか。これは英語教育が機能していないからでしょう。それとも、穿った言い方をすると、国策で、『英語をできないようにして海外は怖いところだ』と、国民の流出を避けるため、国外にいけないようにしているといった考え方が正しいのではないかと思えるほどです。』
日本語の文法も、中学になって初めて学校で教えますよね。ある程度の文の量が頭にあって始めて文法というものを理解するようにすればいいのです。
母国語でないから文法から始めるべきで、違うではないかというかもしれませんが、・・・・
これは、英文独特の文の構造を学ぶという意味でいっているのでしょうが、基本的に、文の形を何回もマークしてある英文をくりかえし「見て、読んで、聞いて」から、決まりごとを説明したほうが、使える英語としてマスターするには、近道であると考えるからです。
また、英語は将来生きるための道具であり、子供たちは英語ができなくては、今、赤字国債漬けの強制的な負債を無条件で負わなくてはなりません。選挙権の無い子供たちができることといえば、『将来、自分で住む国を選ぶという選択を残すこと』でしょう。
世界で活躍する人間になるために英語は必要です。
②実際、文法は、総合英語forest、または、基礎英文法問題精講または英文法頻出演習を生徒の能力・将来の希望を鑑みて、どれか一つを選択して、教えます。このとき、英文を常に新しくインプットしていくために、速読英単語(必修編)(詳細は高校英語へ)をすすめていきます。
③高校受験対策として使うならば、 高校入試 実力突破 英語(受験研究社)がいいです。
問題集のわりに、参考書のように説明が詳しいので、これがお勧めです。
高校受験で出題されやすく間違いやすいところを要領よくまとめてあります。
④文法を早めにしあげたら、構文150の例文をルーズリーフB欄に書いていきます。
色鉛筆などで、構文、文法を説明して、マークします。そして、英文をその場で、(私が英文を覚えたのを音声として発声して)音だけで覚えます。生徒は、基本的に頭の中に一度は入れ、アウトプットしているわけであり、復習は楽にできます。
後は、何度も復習をして、毎日繰り返すだけで、長期記憶になり、英作文対策の基本にもなります。
これだけすすめれば、高校入試は、だいたい満点近くとれるでしょう。
⑤まだ余裕があれば、英語の力を試すというのと、楽しくすすめるために、英検の3、4級の問題集とか、参考書を、ヒアリングの勉強もかねて、ともに進めるといいと思います。
英語は、いつから始めるかで、進行具合は、入塾のタイミングで変わってきます。
進学校とかは、一切関係ありません。
この後は、高校英語を参考にしてください。